同じ業界でもあることから、何となくこれまで観てこなかったんですが、何をどういう風に伝えているのか、知るべきと思い、初めて、こたけ正義感さんの「弁論」を観てみました。
もともとゴッドタンというお笑い番組でかなり前に観たことはあったんですが、どうしても同業のネタだと専門的な話に対する雑念が入ってしまい、純粋なお笑いとして楽しめないので、あまり観てきませんでした。
ただ、この「弁論」の評判や反響は以前からSNSなどで拝見していて、お笑いとしてはともかく、社会的なテーマをどのような形で伝えているのか、法教育にも取り組んできた自分にとっても学びになるなと思い直して、観てみました。
感想として一言で率直に言えば、「すごいな!」というものです。
一般の方がお笑いとして面白く感じるかどうかはわかりませんが、今回の生活保護とそれに対する差別という非常にセンシティブで重い問題について、笑いに昇華しつつも、それだけでは終わらない。
自身のエピソードから繋げて、しっかりと伝えるべきところは伝え、それを聞いている人たちが楽しみながら、自分ごととして落とし込めるものだったと感じます。決して説教くさくもないにもかかわらず、観終わった後に自然と生活保護の意義を感じ、意識の変革を促すような内容でした。
リーガルマインドを身につけたり、リーガルリテラシーをあげる法教育にも、色々なアプローチや方法論はあると思いますが、大勢の人たちにに向けて一方的にお話しする形としては完成形ではないでしょうか。
アプローチする形は違いますが、法律が関わるようなボードゲームを創作してエンタメを志向しよう試行錯誤している自分にとっても刺激になりました。
ここまで読んで興味持った方、ぜひ何も考えずに楽しむもいいでしょうし、さまざまな角度から分析するのもいいでしょうし、本編を観てみてください。
公開は2026年1月18日までです。